Niconのブログ

動画の解説など。

僕が影響を受けた鉄道MAD

はじめに

明日から学校が始まるので、毎日更新は今日で終わりになります。これからは週一で更新していこうと思いますので、よろしくお願いします。ということで今回は以前からブログに起こしてみたかったネタ、「僕が影響を受けた鉄道MAD」です。数え上げればきりがないのですが、枠の関係上すべては紹介しきれないので(というか思い出せないので)、3つ紹介させていただきます。

1.運命のグリーンループ

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作者のもとまちさんは僕が憧れる作者さんの一人です。おそらく今自分が作っている作品の中で一番影響を受けているんじゃないでしょうかね。これを始めてみたのは今からおよそ2年半前、まだ僕はクソみたいな底辺鉄道MAD作者でした。今見ても素晴らしい技術なのに、当時の僕からしたら永久にたどり着けない神の領域でした。そしてなぜこの作品の影響を受けるようになったかというと、作者のもとまちさんがTwitterで動画の編集画面を載せてくださったんですよね。「ああ!なんて貴重な資料を!!」って僕は思ってその画像を分析しました。グループ制御ってなんだ?とか。その結果、なんかこれを模倣したものを作るようになりました。それが顕著に表れているのが「りんかい線は高すぎてしまった!」です。まああれはどちらかと言えば「Sasazuka Spirits」ですが。

2.ホームドア族のにしにっぽり

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これは技術面というよりは、僕の生活に影響を及ぼしてしまいました(笑)この動画を見ていただければわかるのですが、途中に「西日暮里にしにっこにっこにー!」って矢澤が出てきます。そう、これがラブライブ!との初めての出会いです。日本中どこを探しても、ラブライブを見始めたきっかけが鉄道MADなんて人はいないんじゃないでしょうか…ここで初めて矢澤にこに出会ったとき、「なにこの子かわいい!」ってなって、「他にももっとかわいい子がいるのでは?」と思ってラブライブ!を全話見たのですが、結局矢澤にこが一番でした。初めて見たキャラクターが推しというなんとも良い巡り合わせをしたのでした。

3.つくばエクスプレスは大変な放送を流していきました。

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まあ、お察しだと思います。初めて見た鉄道MADです。当時はまだ幼稚園生でした。幼稚園生でMAD視聴者デビューしてしまいました。この時はまだ「○○線は大変な~」の系統とナイト・オブ・ナイツくらいしかなくて、今のような泣かせに来るタイプのやつはなかったですね。いつから他のMADとは違う道を歩み始めたんでしょうかね…

おわりに

3つしか紹介できませんでしたが、結構書きたいことは書きました。今度はこれ以外にも多数紹介できればなと思います。それでは。

乗車録マイパートの解説(後編)

はじめに

前回の続きです。東方乗車録2018のマイパートの解説をしていきます。今回は後編になります。前編を見ていない方は、そちらも合わせてご覧ください。また、乗車録自体見ていない方はリンク貼っておきますので是非見て下さい。

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1.六町六町六町…

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今更感ありますが、僕のパートは「つくば・オブ・エクスプレス(2008年投稿)」がもとになってできています。そちらを見ていただければわかるのですが、六町ネタはこの作品にもともとあったものです。というよりそれ以前にも数あるTXの音MADでは毎回と言っていいほど「六町駅」はネタにされてきました。それもだいたい「緑茶王」との難聴です。ということで丁寧に使わせていただきました。

2.TX VS 常磐線

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今回の動画のコンセプトとして、「古いものと、新しいものを織り交ぜる」ということがありました。さっきの六町は前者、そしてこの部分は後者に当たります(まあ画面は古い感じがしますが、発想という点においてです)。そしてこのゲーム画面ですが、僕のパートの最後のテロップをよく見ていただければわかりますが、リア友に作ってもらいました。学校でパソコン部に所属しているので、そこにゲーム作っている人とかもいるんですね。宗谷桜の時もそうでしたが、やっぱり友達の力を借りるというのは良い手段だと思います。

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バトルさせました。常磐線も首都圏を走る在来線の中では最高速度が130km/hとかなり早い方なので、負けてないんじゃないかなと思います。まあTXは高いというのがね…

おわりに

実は今回、東方乗車録に初めて参加しました。一昨年はそもそも技術が足りず、去年は受験生だったので機会を逃してきたんですね。できれば来年も参加したいと思っています。また、今回制作したパートですが、のちに「Re:つくば・オブ・エクスプレス」としてフルバージョンの単作を投稿する予定です。どうぞお楽しみに。

乗車録マイパートの解説(前編)

はじめに

前回予告した通り、今回は二回にわたって今年の乗車録の、自分のパートについて書いていきたいと思います。前回も載せましたが、一応下にリンク貼っておきます。

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1.私鉄合作のリベンジ

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では早速解説していきます。実は僕が大きな合作に参加するのは実に2年ぶりです。前回は2016年の「私鉄合作」です。この時は音MADを作り始めてから半年ちょいということもあって、技術力が足りず、周りの人のクオリティの高さに圧倒されるばかりでした…では私鉄合作の僕のパートを見てみましょう。

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どうでしょう。どことなく似ていませんか。実は今回は一昨年の私鉄合作のリベンジという思いがあったりします。とはいうものの、今回もまた周りの人の技術力の高さに圧倒されることに変わりはありませんでしたが。まあ、自己成長は出来たということで。

2.あああ、思いつかない!

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続いて秋葉原の乗換案内のところです。ここは構想が最後まで思いつかなくて、本当に悩みました。これじゃない、これじゃないとなんと5回もやり直しています。よくドラマとかで小説家がホテルで頭抱えながらぐるぐる回ってるシーンがありますが、まさにそんな感じでした(笑)。そして結局は自分の動画を参考にしたんですね。

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去年(正確には一昨年)投稿した「冷やしきしめんえくすぷれす」です。当時の僕は「Niconのイメージカラーはピンクだ!」と新京成みたいなことをしてました。まあそのスタンスは今でもあまり変わってはいません。割と赤系の色を多用してしまいます。

3.パソコンが壊れる~!!

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この場面、相当重かったです。パソコンがヒートアップしてぶっ壊れるかと思いました。なんせ「逆再生+倍速の動画を4つ」、「エフェクトかけた画像を4枚」、「コモンズの動画素材」、「地味に重いTXのロゴ」の組み合わせですからね。

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処理がクソ重いと言ったら去年の「Akasawarbha」もそうです。特にこの部分。中心の画像はもちろんのこと、テキストって軽そうに思えて数が増えると重くなるんですよ。そこで揺らして光らせたのでもう大変。なんと自分のファイルの名前が全て「Akasawarbha」になるというバグが起きました。なんかウイルスみたいですね。

おわりに

今回は過去の作品とのつながりを意識しながら、乗車録のマイパートの解説をさせて頂きました。次回が後編になります。

新年の抱負

はじめに

新年早々、ブログに書くことと言ったらやっぱり新年の抱負なんじゃないでしょうか。ということで、誰も興味はないかと思いますが、僕の新年の抱負を書いておこうと思います。

Core:執念

書道に関しては全く知識がないのですが、一応毎年元日に、今年の目標を漢字二字で決めます。そしてそれを習字で書いて部屋に貼ってます。ということで今年は「執念」にしました。ちなみに去年は受験生ということもあり、覚悟を決めなければならないと思って、「覚悟」にしました。しかし、覚悟を決めただけで継続しなければ意味がないということに気付き、今年はその反省を生かしてということになります。

Concreate1:下車を盛り上げる!

僕の今年の目標として、まずこれです。去年「下車でマイリスト200!」という目標を立てたのですが、残念ながら達成できませんでした…アニメMADだと1500超えしたんですけどね。という訳で、今年はまずこのシリーズで存在感を出さなくてはという思いでこの目標を立てました。

Concreate2:考えて勉強する

今年はなんだか学校の言いなりになって課題を黙々とやってきた感が否めません。ということで今年は、自分で何が必要なのかを考えて勉強しなきゃなと思ってます。学校はあくまで自分のサポート役であり、使ってやってるといった考えでいれば気が楽で"課題に追われる"なんて不可解な現象は起こりえません。

おわりに

新年の抱負について書きました。達成できるように頑張ります。ところで東方乗車録2018は見ていただけたでしょうか。まだ見てない方はぜひご覧ください。次回からは僕が制作したこの合作のTXパートの解説(?)をしていこうと思います。

↓東方乗車録2018のリンクです↓

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宗谷桜ができるまで(3)

はじめに

ついに宗谷桜ができるまで完結です。今回は実際にMAD作る時のコツ(?)なんかを紹介していきたいと思います。

1.素材量を最大に生かすには

北海道住みでない僕にとってはこれは重要でした。普段TXのMADなんかを作るときは、素材が腐るほどあるので何も考えずに作れるのですが、これは限られた素材しかない中で作っていくので、素材を最大限に生かす工夫をしなければなりません。よって僕が使った戦法は、降りた駅の枠を長くとるです。

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上のグラフは、宗谷桜の一部分をとって、各駅ごとの尺の長さを表しています。赤線で引いたのが降りた駅です。一目瞭然ですが、降りた駅を長くとっています。簡単ですが、これをすることによって、いかにも全駅降りたかのように見せかけることができます(笑)。

おわりに

ほかにもいろいろ書こうかと思いましたが、特にこれといったこともないので、短いですが今回はこれで終わりにさせていただきます。また宣伝ですが、Twitter秘境駅合作の参加者を応募しています。皆様の参加お待ちしております。詳しくは僕のTwitterからご覧ください。

 

東映のアニメメイキングセミナーに参加してきました!

どうもNiconです。12月16日、東映アニメーションによるアニメメイキングセミナーに参加してきました。

cgworld.jp

これですね。現在公開中の「映画HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」を題材に、スタッフの方から制作のこだわりなどを聞ける貴重なセミナーです。参加したきっかけとしては、僕は動画編集のほかに3DCGも現在勉強中なんですが、この映画は見ての通りCGの最先端って感じですよね。もちろん初心者なので話を完璧に理解することは無理かもしれませんが、これからのモチベーションになるかなと思って参加しました。

1.やっぱり規模が違う

まず感銘を受けたのは「規模の大きさ」ですね。ショット製作の際に7段階も分けていたりとか。ちなみに、今回の映画を一台のパソコンでレンダリングしようとすると44年かかるそうです。

2.細部へのこだわりがヤバい!

映画が大ヒットなのも納得がいく細部への表現のこだわり。例えば映画のワンシーンに高地にプリキュアたちが集まるシーンがあるのですが、高い土地の臨場感を出すために衣装、髪の毛を揺らしているそうです。また、登場人物の気持ちに合わせて色彩が変化したりとか、ほかにもいろいろな工夫が凝らされていて…もう「圧巻」の一言でした…

3.さいごに

来てくださった監督の方やCGスタッフの方は日本のトップ業界の方なのですが、そんな方々の我々へのアドバイス(?)として、「興味があったらなんでもやる」「辞めずに続ける」など心に響きました。これって当たり前に見えて実はすごく難しい…特に後者は「継続は力なりとは言うけれども…」と僕はいつも実践できていません。でもやっぱり世界で活躍してる人って興味をもってそれを続けてきた人なんじゃないかなあと思います。僕も励まねばと思いました。今回、3DCGのモチベーションが上がる良い機会となりました。

宗谷桜ができるまで(2)

あらすじ

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旅行2日目の夜、普通列車を乗り継いでようやく稚内に着いたNicon一行(前回も触れましたが、ほかに2人の友達がいます)。ただでさえ本数の少ない宗谷本線で4分超えの動画を作るなど、素材不足になるのは目に見えていた。しかし、友達の一人があることに気付く。

「3人で別行動をすれば、素材量が3倍になるじゃないか!」

これによって"北の大地で別行動作戦"は始まったのであった…

 

1.素材量の秘密

半年以上前に公開した宗谷桜ですが、「素材量がいい!」「もしかして全駅降りたの?」といった素材の量に関するコメントを数多くいただきました。確かに茨城住みの私ですので、これだけの素材を一人で集めるのは不可能です。しかし、皆さんも薄々とお気づきかと思いますが、僕は1人で取材していません。2人の仲間と協力し、本線のおよそ3分の1の素材を集めました。とにもかくにも、それがどんな計画だったのかを具体的に見ていただくことにしましょう。

2.取材のテクニック

以下は3人それぞれの日程をメモしたものです。

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どうでしょうか。一度名寄で感動の再開をしていますが、それ以外は全員違う駅を取材しています。僕はこんな巧妙な作戦を立てられません。計画のプロと呼ばれる友達に頼んで、ここまで効率のいい計画を立ててもらいました。その結果、全51駅中17駅もの素材を集めてしまいました。前回も言いましたが、やはり数の暴力。どんな時でも仲間がいると心強いなあというのがこの旅行で学んだ一番大切なことでした。

おわりに

今回は取材のテクニックについて書かせていただきました。次回は集めた素材を最大限に使う、編集のテクニックについて書いていきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。